板金製カウンターウエイト
鋼板加工・溶接組立による製缶物に重量コンクリート等を充填する工法で、建設機械(パワーショベル・クローラークレーン)用のカウンターウエイトを製造しています。機種によって大きさ・重さ・形状はまちまちですが、最大で24t/1pcsのカウンターウエイトを扱っています。
製缶工程
01 材料加工
鋼板などの材料をプレス機で曲げ加工をし、各種切断機で切断します。
02 仮組
それぞれ加工した材料を治具と呼ばれる道具を用いて手順通り組み合わせながら溶接し、箱型の製品を製作します。
治具を用いることで均一した品質を保証しています。
03 溶接
箱型になった製品をロボットによって溶接をします。
最終的には人の手でも溶接を行い、密閉された製品に仕上げます。
04 充填
密閉された製品にコンクリートなどを流し込み、お客様から指定いただいた重量まで充填します。
部品は必ず重量測定をし、お客様のご要望に応えます。
05 仕上塗装
充填された製品の表面の傷や異物を取り除き仕上げます。
指定された塗料にて塗装を行います。
06 外観検査
出荷前には人の目による外観検査にて品質確認を行ってから出荷します。
カウンターウエイトの利用例
※画像はイメージです。
パワーショベル
当社が製造したウエイトは、各種車両に取り付けられて世界中で利用されています。
一例としてパワーショベルは、主に工事現場や災害復旧などで使用されます。